2010年 新年あけましておめでとうございます。
2010.01.02 13:50|美山おもしろ農民倶楽部情報|
明けましておめでとうございます。
おかげ様で、「美山おもしろ農民倶楽部」設立14年目を迎えます。
時代と共に食品の安全が注目される中
ありがたい事に、私たちがやろうとしていく事が
いろいろな方に認めれれることが多くなってきたように思います。
今後も皆様に求められる、目の届く素材で美味しいものを、という
熱い気持ちでおります。
新しいカフェのほうも、三年目をむかえようとしますが
居心地の良い空間で、美味しいものを食べられ
「幸せな時間」を感じてもらえたらという思いではじめたのですが
皆様に大変喜ばれております。
同じく三年目を迎えたのが害獣駆除で捕獲した鹿の肉の有効利用を推進する
「鹿キャンペーン」があります。
毎年11月中旬から約一ヶ月間美山町内の旅館や飲食店が独自の鹿の料理や加工品を提供し、
京都府の南丹振興局がPRするという取り組みなのですが、
結構多くの鹿目当てのお客様が来られます。
毎年11月中旬から約一ヶ月間美山町内の旅館や飲食店が独自の鹿の料理や加工品を提供し、
京都府の南丹振興局がPRするという取り組みなのです。
今年は京都放送が美山の鹿肉のレトルトカレーを売り出したり、
京都大学のレストラン「カンフォーレ」で鹿カツカレーを定番のメニューにしたりと
美山町内だけでない取り組みが始まりました。
その成果で鹿肉の消費量が増えたのはいいのですが、
困った事にキャンペーン中に供給が追いつかない状況になってしまいました。
私たちの店でも販売用の生肉が無くて断る事がほとんどでした。
野生の動物を狩猟しているのですから、いつでも欲しい時にあるわけではないのは当然ですが、
今シーズンの鹿肉不足は深刻でソーセージ用の原料確保がぎりぎりでした。
取り組みの成果が出るほど忙しくなり、
猟師さんが鹿を獲る時間が減ってしまい供給不足になるという皮肉な事がおきていますし、
どうも今までに比べると美山町の東側では
鹿の個体数が減っているのではと思えることがあります。
もともと鹿による害を減らすために駆除をして、
その肉を無駄なく利用して新しい産品を作ろうという想いから早くから取り組んできた事ですので、
もし鹿の数が減って害も減るなら文句無いのですが、
それほど鹿の害が減ったという話もないし、
もしかしたら危ない美山から逃げ出しただけかも?
そんな話があるくらいです。
鹿にとっては山を越えるだけの簡単なことでも、
府県の境界というものは行政の絡んだ仕事にはかなり難しい壁になります。
こういうことは単独の府県だけでは解決が難しいので、
隣接する府県・自治体の一体的な取り組みが必要なんだろうなとしみじみ感じるこのごろです。
で、今年もいろんな思いがありますが、
自然相手で思い通りに物事が進まなかったり、
自分たちの周りだけで取り組む事が難しい事もありますが
わかってくださる方や、協力して一緒に取り組める方も増えてきている時代だとも思います。
これからも、自分たちのペースで
いろんな事に取り組んでいこうと思います。
おかげ様で、「美山おもしろ農民倶楽部」設立14年目を迎えます。
時代と共に食品の安全が注目される中
ありがたい事に、私たちがやろうとしていく事が
いろいろな方に認めれれることが多くなってきたように思います。
今後も皆様に求められる、目の届く素材で美味しいものを、という
熱い気持ちでおります。
新しいカフェのほうも、三年目をむかえようとしますが
居心地の良い空間で、美味しいものを食べられ
「幸せな時間」を感じてもらえたらという思いではじめたのですが
皆様に大変喜ばれております。
同じく三年目を迎えたのが害獣駆除で捕獲した鹿の肉の有効利用を推進する
「鹿キャンペーン」があります。
毎年11月中旬から約一ヶ月間美山町内の旅館や飲食店が独自の鹿の料理や加工品を提供し、
京都府の南丹振興局がPRするという取り組みなのですが、
結構多くの鹿目当てのお客様が来られます。
毎年11月中旬から約一ヶ月間美山町内の旅館や飲食店が独自の鹿の料理や加工品を提供し、
京都府の南丹振興局がPRするという取り組みなのです。
今年は京都放送が美山の鹿肉のレトルトカレーを売り出したり、
京都大学のレストラン「カンフォーレ」で鹿カツカレーを定番のメニューにしたりと
美山町内だけでない取り組みが始まりました。
その成果で鹿肉の消費量が増えたのはいいのですが、
困った事にキャンペーン中に供給が追いつかない状況になってしまいました。
私たちの店でも販売用の生肉が無くて断る事がほとんどでした。
野生の動物を狩猟しているのですから、いつでも欲しい時にあるわけではないのは当然ですが、
今シーズンの鹿肉不足は深刻でソーセージ用の原料確保がぎりぎりでした。
取り組みの成果が出るほど忙しくなり、
猟師さんが鹿を獲る時間が減ってしまい供給不足になるという皮肉な事がおきていますし、
どうも今までに比べると美山町の東側では
鹿の個体数が減っているのではと思えることがあります。
もともと鹿による害を減らすために駆除をして、
その肉を無駄なく利用して新しい産品を作ろうという想いから早くから取り組んできた事ですので、
もし鹿の数が減って害も減るなら文句無いのですが、
それほど鹿の害が減ったという話もないし、
もしかしたら危ない美山から逃げ出しただけかも?
そんな話があるくらいです。
鹿にとっては山を越えるだけの簡単なことでも、
府県の境界というものは行政の絡んだ仕事にはかなり難しい壁になります。
こういうことは単独の府県だけでは解決が難しいので、
隣接する府県・自治体の一体的な取り組みが必要なんだろうなとしみじみ感じるこのごろです。
で、今年もいろんな思いがありますが、
自然相手で思い通りに物事が進まなかったり、
自分たちの周りだけで取り組む事が難しい事もありますが
わかってくださる方や、協力して一緒に取り組める方も増えてきている時代だとも思います。
これからも、自分たちのペースで
いろんな事に取り組んでいこうと思います。